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『自分にできるかな』から始まった。チャイルドハートの発達支援の仕事との出会い

『自分にできるかな』から始まった。チャイルドハートの発達支援の仕事との出会い

小学校の下校時間になると、チャイルドハート小郡には少しずつ子どもたちの声が増えていく。
学校まで迎えに行き、帰りは自宅まで送り届ける。
ただ「預かる場所」ではなく、子どもたちの日常の延長線にある場所だ。

 

 

「最初は、ここまで送迎までしてるって知らなかったんです」
そう話してくれたのは、チャイルドハート小郡で働くI.Mさん。

大学では心理学を学び、現在は専門職員として子どもたちの支援計画にも携わっている。けれど、最初から“この道一本”だったわけではなかった。

 


 

「カウンセラーになりたい」から始まった大学時代

—— もともと、こういう仕事をしたいと思っていたんですか?

「最初は全然違いました。大学では心理学科だったので、最初はカウンセラーになりたいなと思ってたんです」

 

 

大学では心理学を学びながら、就職活動の時期には営業職など、一般企業も見ていたという。

「周りの友達も営業とか一般企業を受けてる子が多かったので、自分もそういう方向かなと思ってました」
そんな中で転機になったのが、姉の存在だった。

「実は、ここの管理者が姉なんです。“アルバイトしてみたら?”って声をかけてもらって」

 

 

最初は“子どもと関わる仕事もいいかも”くらいの感覚だったという。

「他のアルバイトもしながら、ここにも来てた感じですね」

けれど、実際に現場に入ってみると、少しずつ気持ちが変わっていった。

 


 

「難しそう」が、「楽しいかも」に変わった

「最初は正直、不安でした。子どもと関わる経験もあまりなかったので、自分にできるかなって」

発達支援の現場に対して、“専門性が高くて難しそう”というイメージもあった。それでも続けられた理由を聞くと、I.Mさんは少し笑いながらこう話した。
「職員のみなさんが本当にあったかくて」

 

 

困った時にはすぐ相談できる。
分からないことを抱え込まなくていい。
“どうしよう”を一人にしない空気が、ここにはあった。

「安心して子どもたちと関われたんですよね。一緒に遊んだり、一緒に笑ったり。それがすごく楽しくて」

アルバイトの期間があったからこそ、「ここで働く」が現実になった。
「最初から“絶対ここに就職したい”だったわけじゃなくて、実際にやってみて、“楽しいかも”って思えたのが大きかったです」

 


 

教科書通りじゃないから、おもしろい

現在は専門職員として、日々の支援だけでなく、支援計画書の作成にも携わっている。

保育士や作業療法士、精神保健福祉士など、多職種のスタッフと話し合いながら、子ども一人ひとりに合わせた支援を考えていく。
「心理学科卒だと、専門職員として計画書づくりにも関われるんです」

—— 大学で学んだことは、今の仕事にも活きていますか?
「基礎にはなってると思います。発達段階とか、カウンセリングとか。でも実際は、現場で学ぶことの方が多いですね」

同じ“発達支援”でも、目の前の子どもによって関わり方はまったく違う。
「本当にいろんな子がいるので、“この子にはこうなんだ”って、子どもたちから教えてもらう感じです」

 

 

教科書の知識だけでは届かないことがある。
だからこそ、毎日が新しい。

「飽きないんですよね。毎日いろんな発見があって」

職員同士で話し合いながら支援方法を考え、実際に取り組み、それが子どもに合っていた時。小さな変化や成長が見えた時。

「みんなで一緒に喜べるんです」
その瞬間に、大きなやりがいを感じるという。

 

 


 

“支援する側”だけじゃない

チャイルドハートでは、子どもたちと外へ出かけることも多い。
運動施設を借りて身体を動かしたり、イベントを企画したり。

 

 

「子どもたちと一緒に、地域の人とも関われるイベントを考えてて」
春休みや長期休暇には、朝から一日中一緒に過ごすこともある。

「結構アクティブです(笑)子どもたち、元気なので」

書類作成や専門支援だけではない。
一緒に走って、一緒に笑って、一緒に考える。
“支援する仕事”というより、“一緒に過ごす仕事”に近いのかもしれない。

 


 

「安心して来てほしい」

最後に、これから応募を考える人へメッセージをお願いした。
「雰囲気がいいので、安心して来てほしいです」
その言葉に、この職場らしさが詰まっている気がした。

「仕事としての知識も増えるし、子どもたちから学ぶことも本当に多いです。毎日発見があります」

特別な経験がなくてもいい。
まずは、“関わってみたい”という気持ちからでもいい。

「子どもと一緒に体を動かすのが好きな人とか、楽しいと思います。一緒に働けたら嬉しいですね」

取材中、子どもたちの話をするI.Mさんの表情は、とても自然だった。
“支援する”という言葉だけでは収まりきらない、誰かと一緒に成長していく時間。
チャイルドハート小郡には、そんな日常が流れていた。

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チャイルドハート大牟田

2026.06/25配信