こんにちは!筑後地域特化型お仕事探しメディアのモトムットです。
今回は、この春社会人になった方々に向けて記事を書いてみました。
GWの休暇を利用して地元に帰省してゆっくりした方や、旅行で筑後地域に来てくださった方もいるかと思います。
そんな中、4月と比べて仕事に対するモチベーションが少し落ちて、元気がなくなっている方もいるかもしれません。
「ちょっと五月病っぽいかも・・・」
そんなあなたへ、少しずつまた歩んでいくためのポイントをまとめてみました。
まずはじめに
4月に入社して1ヶ月。まるで景色が早送りで流れたように感じたことと思います。初めての出勤に緊張し、仕事で使う新しい言葉を覚え、笑顔を保ち続け、家へ帰れば明日の準備…。休日すら脳内で仕事がくるくる回っていた、そんな1ヶ月だったかもしれません。
そんな中迎えたゴールデンウィーク。久しぶりにたくさん眠り、好きなものを食べ、友人と笑い合った反動で、休み明けの朝「からだが重い…」とため息が漏れる。それは決して特別なことではなく、むしろ自然な揺り戻しです。まずは「自分だけが弱いわけじゃない」ということをしっかり受け止めることが大事です。
4月を振り返ってみる
連休明けは仕事から離れたこともあり、気持ちと仕事の間に少しだけ距離ができます。まずは落ち着いて、4月を振り返ってみましょう。手帳でもスマホでも構いません。日付を眺めながら「この日は研修が終わってほっとした」「この日は初めて残業したけれど案外余裕があった」と、淡々と出来事を思い出します。反省点よりも事実を並べるほうが大切です。
思い出していくと、忘れていた小さな達成がいくつも浮かびます。上司の名前を間違えずに呼べた瞬間、初めて電話を取り次げた午後、先輩に「助かったよ」と言われた夜。点在している成功の種を拾い上げると、4月の1ヶ月で、これまでの自分より一段と成長したことに気が付くと思います。
心とからだのリズムを整える
5月は気温も環境も揺れやすい季節です。休みが明けていきなり大きな目標を掲げるよりも、連休で乱れた生活のリズムを整える習慣が意外と効いてきます。たとえば朝、目覚ましを15分だけ早く鳴らし、カーテンを開けて朝日を浴びる。たったそれだけで、体内時計は「活動モード」に切り替わり、午前中のぼんやりが和らぎます。
昼休みに少し散歩をするのもおすすめです。筑後地域は豊かな自然が残っている箇所も多くあり、深呼吸すると胸の奥がすっと軽くなるような感覚があります。帰宅後は10分程度で構わないので、今日を3行にまとめる夜日記をつけてみましょう。よかったことを一つ、工夫したことを一つ、うまくいかなかったことを一つ。紙に載せるだけで、心の中で膨らんでいた漠然とした不安が輪郭を持ち、実は思ったより小さかったと分かります。
小さく一歩を踏み出す
連休明けで調子が上がらない朝は、「成果を出さなきゃ」「周りに遅れたくない」「とにかく頑張らないと!」と大きな目標を背負うほど、足取りが重くなるものです。そんな時は「とりあえず会社に行って席に座る」それだけを一日の目標にしてみてください。
たとえ仕事が思うように進まなくても、出勤して8時間を過ごせた事実は小さな勝利です。人は達成を積み重ねるほど、自己肯定感が少しずつ戻ってきます。前の日より5分早く家を出られた、新しい人と会話することができた、新しい仕事の知識を得ることができた、そんな小さな成功を数える習慣が、五月病で落ちた気分をゆるやかに戻してくれます。
仕事中にメモを取る
連休明けでなかなか頭が仕事モードに切り替わらない場合は、メモを取ることが大事です。メモを取ることで、その場ではなかなか理解できないことでも家に帰った後など時間が経過して読み返すことで、「あの時言ってたのはこういうことか」と理解が深まることがあります。また、書くことで気持ちも落ち着いてくるため、頭がスッキリする効果もあります。その場ではわからなくてもまずメモを取ることを習慣化すると良いと思います。
地元の風景で気持ちをリセット!
都会と違い、筑後地域では川や田畑、歴史ある街並みなど、気持ちを落ち着けてくれる景観がすぐそばにあります。疲れた日は車を5分走らせて堤防沿いに停め、流れる水を眺めるだけでも、頭のなかのノイズが薄まります。週末に道の駅へ行き、旬の野菜を買って簡単な料理に挑戦するのもいいでしょう。自分の手で香りや温度を感じ取る作業は、きっと癒しをもたらしてくれることと思います。
こうした“場を変える”行動は、仕事のストレスを相対化してくれます。仕事が人生のすべてではなく、“点”の一つだと思えると、「辞めたい」というような極端な感情にブレーキがかかります。
モトムットでは筑後地域の魅力を発信するためにインスタグラムにて「帰りたくなる景色」を投稿しています。
何気ない日常風景を見て、気持ちを少し落ち着けてみましょう。
https://www.instagram.com/motomutto/
おわりに
連休明けの重だるさは、全力疾走してきた証しです。焦らず、4月の自分をねぎらいながら、暮らしのリズムを丁寧に整えていけば、気持ちは少しずつ柔らかさを取り戻していきます。筑後地域の自然や人の温かさが、あなたの背中をそっと支えてくれるはずです。
「気負いすぎず、自分のペースで」そう思えたら、それだけで十分な一歩です。