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地域で描く「わたし」と「仕事」#1 「自分に合った生き方を見つけた!」

地域で描く「わたし」と「仕事」#1 「自分に合った生き方を見つけた!」

 モトムットでは、筑後地域の仕事の魅力を伝えながら、UターンやIターンといった地方移住の促進にも積極的に取り組んでいます。
今回は地域で描く「わたし」と「仕事」と題して、筑後地域に移住をした方の素顔や仕事に関するお話しをインタビューしていきたいと思います。
第1回は八女市にある「JAふくおか八女」で働く大久保さんにインタビューしました。

ホッとする場所は八女

モトムット)それではよろしくお願いします!
大久保さん)よろしくお願いします!

 

モ)早速ですがご出身はどちらでしょうか?
大)福岡市内に住んでいました。

 

モ)福岡市内で就職するのではなく、どうしてJAふくおか八女で働こうと思ったのでしょうか?
大)就活の時に都市部ではなく、自然豊かな場所で就職をしたいという気持ちがありました。そんな時に、JAふくおか八女の求人を見つけたのがきっかけです。

 

モ)都心部で働く方が利便性も良さそうですし、華やかに見えますがそれは選ばなかったのですか?
大)そうですね。私は利便性などよりも生活の中に自然を感じることを重要視していたので、都心で就職することは考えていませんでした。

 

モ)なるほど。
大)それと、祖母の家が八女にあるので子供のころによく遊びにきていて、(八女が)好きだったことも影響しています。今も福岡に遊びに行くことはありますが、帰ってきてホッとするのは八女ですね。

 

筑後弁に大苦戦!

モ)仕事はどんなことをしていますか?
大)はい。仕事は経理の担当をしています。伝票や帳票の整理や、店舗対応が主な業務となります。出納業務なので、配達担当のつり銭管理も行っています。
モ)なるほど、仕事のやりがいはどんなところに感じますか?
大)JAでは自分の得意なことを活かせる場があります。わたしは短大でデザインを学んでいたということもあり、ポップやチラシを作ることがありますが、作ったものを喜んでもらえるのは凄くやりがいを感じます。

 

モ)逆に地元から離れて働くうえで苦労したことはありますか?
大)福岡市出身ということもあって、最初は筑後弁がわからずお客様が何を言っているのかわからなくて苦労しました笑
モ)例えばどんな言葉がわからなかったですか?笑
大)「ばさらか」とかわからなかったです笑。JAで取り扱っている農薬も難しい名前のものが多いので、最初のうちは筑後弁を話しているのか農薬の名前を言っているのかわかりませんでした笑
モ)それは確かに大変でしたね笑
大)でも周りの助けもあり、日々を過ごしているうちに慣れました!

 

モ)仕事を通して成長したことはありますか?
大)コミュニケーション力が身についたと感じます。日々多くの人と接することで言葉の使い方や空気作りは成長したと思っています。

 

巨大なひまわり!?

モ)福岡市から移住して来て、生活がしづらいと感じることはありますか?
大)そうですね、最初は友人もいなかったので寂しさを感じていましたが、職場の同期や先輩によくしていただいているため、すぐに解消しました。プライベートでもよく遊んだりしています。

 

モ)プライベートではどんなことをしていますか?
大)畑で植物を育てています。夏はひまわりを育てていたのですが、とても大きなひまわりになってびっくりしました!

モ)大きいですね!?
大)そうなんですよ!自分でもなんでこんなに大きく育ったかわからなくて笑
モ)畑はご自分のですか?
大)いえ、職場の先輩のつてで、ご厚意で貸していただいています。

 

見えないストレスを感じていた…

モ)地方暮らしの良いところをお聞きしてもいいですか?
大)そうですね。車は必需品ですので、自然と運転が上手くなります笑

 

モ)確かに運転は上手くなりますよね笑。都心で生活すると物価が高いというのはよく聞きますがそのあたりはどうでしょう?
大)まだ八女でしか一人で生活したことが無いので、単純な比較はわからないですが、野菜は直売所で買えたり、なんなら人からもらうこともあるので、そう考えると都会よりお金はかかって無いのかもしれないです。

 

モ)そもそも都会での就職は一切考えていなかったということですが、自然が好きだったからということでしょうか?
大)実は、そもそものきっかけになったのは、福岡での人混みや渋滞にストレスを感じていたことが理由でした。それが原因で体重も増えてしまって…。
モ)人疲れしちゃったということでしょうか?
大)はい。そんな時に家族の仕事の都合で、一時的に直方市で暮らすことになりました。そこで豊かな自然を感じたり、穏やかな暮らしをするうちに体重が自然と元に戻りました。当時は体重がどうして増えたのかわかっていなかったのですが、その時初めて都会での生活にストレスを感じていたことに気づきました。

心にゆとりのある生活

モ)それが地方で働くきっかけだったんですね。八女に来て良かったですか?
大)はい!今は気持ちも楽ですし、何より人間らしい生活をしていると感じます。
モ)人間らしい生活ですか?
大)空気は綺麗ですし、せかせかしておらず良い意味で一日を長く感じます。咲いた植物で四季を感じることもできますし、心にゆとりのある生活ができますね。
モ)確かに、自然に対して五感で感じる生活というのは地方の方が向いている気がしますね。
大)それに福岡も遊びに行こうと思えばすぐに行けます。当時住んでいた時はストレスを感じていましたが、福岡を「遊びに行く場所」と捉えると当時よりもむしろ福岡を楽しむことができています。
「生活は地方」「遊びは都会」と切り分けると凄く充実した生活を送ることができます。

 

都会を離れたからこそ見えたもの、地方にしかない魅力というものを大久保さんに語っていただきました。

筑後地域だからこそ見つけられる新しい働き方や生き方を、モトムットで見つけてみませんか?

 

 

今回取材を受けていただいた方
氏名:大久保 知香
生年:2001年(平成13年)
出身地:福岡市

JAふくおか八女

JAふくおか八女

2024.12/20配信